シンプルライフのきっかけ
はじめまして。feminimalistのMIWAです。シンプルライフ、ミニマムライフを始めて10年目になります。
引っ越しは、19年間の東京生活のうち10回以上。実家の引っ越しと合わせると、人生で15回ほど引っ越しを経験しております。家族の転勤などで引っ越しが多い方は、すぐ引っ越すからと物を増やさなかったり、引っ越しの度に物が減っていく方も中にはいらっしゃると思いますが、私は少し違います。
10年前の私、それはそれはシンプルライフとはかけ離れた生活をしておりました。
現在の暮らしについて
まず、過去のお話をする前に現在の暮らしのご紹介をします。都内の1LDKにふたり暮らし。
引っ越し直後と勘違いされやすい我が家の家具は、ダイニングテーブルセットのみ。
以前は、TVも置いていませんでしたが、朝だけはニュースのチェックと、アラーム代わりに使うので未設置から設置へ。
ミニマリストの方によく見られるマットレス生活も、腰が弱い私はマットレスが辛くなったのでベッドを購入しました。こう聞くと、ミニマリストじゃないんじゃない?って思われるかも知れません。
確かに、世の中のイメージのミニマリストとは少し違うかも知れません。
私は必要最低限の生活よりは、必要十分生活とでも言うのでしょうか。
無駄なものはないけど、最低限の生活を目指してはおりません。
どちらも私の部屋ですが、同じシンプルな部屋でもちょっとニュアンスが違いますよね。殺風景な部屋よりは、どこかしら洗練された雰囲気が好きなので、小さな何もない部屋ですが自分らしいこだわりを持って暮らしています。
この部屋を見ると、元々シンプルな部屋が好きな人なんだなと見られますが、10年前の私はこの部屋からは想像出来ないくらい物が多い生活をしていました。
マキシマリストだった過去
物心ついた時から、雑貨が好きな子供でした。人形遊びやおままごとが好きで、小さな人形に服を着せたり、自分が作る空想の家庭で生活をさせることが好きでした。
今思えば、その時から「暮らし」と言うものに無意識ながら興味を持っていたのかも知れません。
雑貨好きは、特に上京してから加速し、大手のインテリアメーカーでアルバイトの経験もあるくらいです。
過去の写真はほとんどないのですが、かつての私を象徴する1枚の写真。
これは、何だと思いますか。
物置です。
部屋に洋服が入りきらず、スーツケースに洋服を詰めて、賃貸マンションのバルコニ−の物置に入れていました。
洋服は100着以上、靴も20足以上は所有しておりました。
当時、話題の海外ドラマの影響でシュークローゼットに憧れていた時期でもありました。
現実はこの物置なのでセンスのかけらもありませんが。
物をたくさん持っていることが豊かだと思っていた時期に、転機が訪れます。
1冊の本との出会い
最初に申し上げましたが、シンプルライフに目覚めて10年になります。1冊の本との出会いでした。その本のプロローグをご紹介します。
旅先のアメリカで出会った禅庭。あの庭が、私の人生を大きく変えてしまいました。
ドミニック・ローホー「シンプルに生きる」
フランス人の著者、ドミニック・ローホーさんの書いた「シンプルに生きる」
まさに彼女の本が「私の人生を大きく変えてしまいました」
このようなサイトを立ち上げるきっかけになったのも、この本の影響と言っても過言ではありません。
ミニマリストから、フェミニマリストへ
かつての私は、今でいうミニマリストのような生活を本当にしていたことがあります。部屋にはベッドのみ。
20代の若い女性なのに物騒ですが、カーテンもなどもなく、とても殺風景な部屋に住んでいました。当時の恋人との同棲を解消し、何も持たずに出てきました。その時も、TVは不要でした。
その反面、ファッションやコスメなど女性らしい物はどんどんと買い足し、結局、物置まで所有する結果に陥るのですが、物質的な物を所有するだけでは心は満たされない、けど物だけを極端に減らすのは心を減らすこと。
じゃあ好きなものは全て排除せず、どうやって一緒に共存して行くかを固定概念にとらわれない考えで、フェミニマリストは新しいミニマムライフをこのサイトで提案したいと考えます。
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