服はあるのに、着る服がない。
世の女性の大半のお悩みは、こちらに尽きると思います。
「クローゼットは満員電車状態なのに、朝になると着る服がない」
物質的には豊かなはずなのに、目の前の洋服は見えていない状態です。とても不思議な現象ですよね。
なぜ、こんな状況が起こるのでしょうか。
今回は、この不思議な現象と対処法についてご紹介します。
服はあるのに、着たい服がない。
本当は「服はあるのに、着る服がない」のではなく、「服があるのに着たい服」はない状態なのです。まずは、クローゼットに並んでいる、お洋服をじっくり見ることをおススメします。
じっくり見た後は、全部出しましょう。クローゼットにしまっているお洋服を全部出す。この「全出し」をすると、足の踏み場がなくなってしまうということであれば、シーズンごと、用途ごとでも構いません。
まずは全部出して、自分がどのくらい洋服を持っているか把握することが大切です。
あなたは、どのくらいのお洋服をお持ちですか?
クローゼット「全出し」について、以下まとめです。
1.まずは、自分のクローゼットの洋服をじっくり観察(綺麗に洋服揃っていますか?)
2.クローゼットの洋服を全部出します。
3.実際に仕分けをします
4.残った服でコーディネートを考える
5.ここまで、出来たらだいぶ片付ける準備は出来ているはずです。
6.大切なので、もう一度言いますが、一気に片付けられない方は、一気に出してはいけません。まとめについて、1つずつ説明していきます。お料理のレシピを読むような感覚で、理想のクローゼットを作りましょう。
クローゼットに入っている洋服をじっくり観察
あなたは、何を持っていますか?
あなたは、どんな服が好きですか?
どんな服が好きかどうかは、なんとなく好みがわかっていても、自分の洋服全てを把握している方は少ないと思います。
クローゼットの全出しの意味は、自分が何が好きで何を持っているかを、まず知ることから始まります。
洋服は綺麗にハンガーに掛かっていますか?
クローゼットがパンパンでもう入らない状態に、なっていないでしょうか。
まずは、自分のクローゼットをじっくり観察してみましょう。
クローゼットから洋服を全部出します
ここで注意が必要です。計画性なしに、一気に出すと服の海になる可能性が高いので、小分けに出しましょう。
小分けに出すと言っても、少しずつではなく、種類に分けて行うことをオススメします。
一例を出しますので、参考にしながら全出しをしてみて下さいね
・シーズンごとに出す→春夏服、秋冬
春夏の服から仕分けをし、終わったら秋冬に取り掛かる。
もしくは…
・オフィス用、プライベート用に分けて出す。
オフィス用の服から取り掛かる、終わったらプライベート用の服に取り掛かる。
実際に仕分けをしましょう
まず、ここで大切なのは「捨てる」ことが目的ではないということ。
この全出しの意味は、自分の好きな服を整理して、自分の好きな洋服や好みを改めて再認識することが目的です。
捨てることを目的にしてしまうと、捨てられない自分に悩んでしまうので、まずは「着る服」「手放すか悩む服」で分けてしまいましょう。
もちろん、この時点で「不要」ということなら不要ボックスを作っていても問題ありません。
ここで大切なのは、着る服がどのくらいあるか?ということです。
おそらく、ほとんどの方が「手放すか悩む服」にフォーカスされると思いますが、ここでは一旦忘れて、何なら一度他の収納ケース、もしくは紙袋などに入れて締まってもOK。
ただ、この締まったことは忘れないで下さい。そして、いつまでに着なければ手放すなど時期を決めておきましょう。
すぐに実行出来ないことは、必ず期限を決めておくこと。
クローゼットの整理をする上でとても重要なことです。
残った服でコーディネートをする
ここで晴れて「着る服」として、命を吹き返した洋服。
これがあなたの着たい本当のお洋服。手放すか、どうかを悩んでいるお洋服に埋もれて、見えていなかったお洋服なのです。
ここで最初の質問に戻ってみましょう。
あなたは何を持っていますか?
あなたはどんな服が好きですか?
ぜひ、コーディネートを実際に写真に撮って、
持ち歩くクローゼットを作成してみるのもオススメですよ!
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